第26回 平尾ヴィクター ドッグフレンズ歴 1年6ヶ月
なまえ | 平尾ヴィクター 2011年4月6日生 男の子 |
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ドッグフレンズ歴 | 1年6ヶ月 |
ブログ | http://ameblo.jp/chunta380115/ |
子供の頃から犬に対する恐怖心があって、触ることをはおろか、傍に寄ってこられるのも怖かった私が犬を飼うことになり、育児書ならぬ飼育書を読み漁り、パピー教室に行ってみたり、犬の幼稚園にも入れてみたり。
基本的な事はできるようになってはいても、今一つ飼い主のいうことを聞かない、自分の好きなように行動して、お散歩は常に引っ張って小走り状態で落ち着きがないetc
そんな頃、ドッグフレンズに通っていたチロちゃんのママから教えてもらったレッスンの雰囲気や先生のしつけスタンスに「これだ 」 って。
教室に行ってよかったことは、通い始めた頃は引っ張り癖が強かったのが、今では余程気になる物がない限りはグイグイと進まなくなってくれたこと。
引っ張りが強くなった時に、どのタイミングで注意をすればよいのか分からずだったのが、見て頂くことによって「今ここで!」という点が分かるようになりました。
引き癖も含め、犬の年齢的にも、新たな問題点が出てくることがありますが、都度、先生に相談することができ、生の意見をうかがうことによって前向きに一つ一つ解決できる方向へ進んでいけること。
毎日の散歩の他にも、大勢の人が集まる公園、カフェや旅行での宿泊先などで、周囲に迷惑をかけないように、その場の状況に応じた注意の払い方ができること、トラブルに巻き込まれないようにする為にもしつけの重要さを感じました。
それから、しつけ=飼い主のマナー&モラル でもあると思うので、ノーリードにしない、排泄の処理といったごく当たり前のことを含め、犬へ躾けるだけでなく、飼い主の意識に対する躾けでもあるように思います。
少しずつペット同伴可の施設が増えてきて喜ばしいことではありますが、反面、禁止になっていく施設もあります。折角、しつけを受けた犬でも、飼い主のマナーの悪かったり、モラルが無いとしつけは生かされないと思います。
犬を飼う前は、散歩も公園も無縁の生活で、ジーンズやスニーカーとは無縁な生活でしたが、今では、どちらも必需品。朝の散歩での清々しい空気、犬と散歩をしているだけで、自然と声をかけられる回数も多くなりました。犬を飼わなければ行くことのなかったドッグランやドッグカフェといった場所へも行くようになって、自分の視野が広がったこと。
旅行も常に一緒、行き先はヴィクターが楽しめる場所であることが第一。犬嫌いで超小型犬でも触ることができなかった私が、犬のいない生活なんて今は考えられません。
どんなコマンドも「成功した形で練習を終える事」「思いきり褒めてあげること」どちらもこれまでやってきた中で欠けていたことでした。
練習中に中々できないと、焦って何となく形になってたから、「これで良しとしちゃってもいいかな」的な考えもありましたが、それは犬にとっては「こんなもんで良いのか」と好都合な覚え方なのだって、だから出来た時の褒め方も軽い感じになってました。
だから、きちんとできた時は心の底から「賢いね~、お利口さんやね~」って。言葉が次から次へと口から出て親ばか状態になってました(笑)
それと、一緒にレッスンを受けてる仲間のワンちゃん達がどんどん上達していくのも同時に励みになるし、我が子のように嬉しかったです
しつけは一時のものではなく、ずっと続けることが大事だと思うのですが、ついつい甘くなったり、出来てたから大丈夫よねと変な自信でやらなくなったり。
そんな飼い主のちょっとした気の緩みを犬が見過ごすわけはなく、いつしか犬のペースに戻ってしまうこともあったので、現役レッスン生に混じって参加できる機会があるのは、飼い主にも犬にとっても刺激があって嬉しいのと楽しいです。そして、OBになってからのイベントの数々への参加も毎回楽しみの一つです。
パピーの時から、犬にも人にもフレンドリーではありましたが、2歳を過ぎた辺りから、益々人に興味を示すようになり、歩中等にお年寄りの方々に触られたり、話しかけられても平然と身を委ねてるヴィクターの姿と、ヴィクターを嬉しそうに見ながら「昔、犬を飼ってたのよ、でも、今はもう歳だから飼えないの」と話されるお年寄りの方の様子を見ているうちに、セラピーについて興味を持つようになりました。
施設訪問を見学させて頂いた時、膝の上にのせてもらったワンちゃんの背を目を細めて嬉しそうに何度も何度も撫でている笑顔の姿を見た時、これが「癒し」なんだなと感じました。
まだまだ勉強中ですが、少しでもヴィクターと共に癒しをお届けできるようになれたらと思います。